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球児とおっさんの夏

少しネタ古いけど、夏の甲子園長野大会が終わったね。今年も球場に通うこと6回!どんだけ暇なんだってくらいだが、年々炎天下がしんどいっすわ。それでも球児と同じフィールドに居たくて、わざと日なたに出て観戦する33歳!

今年の県代表は松本工業って事で、私の近所なので喜びもひとしおである。
それにしてもPの『柿田君』彼、凄かったよ。球場に足運んだ甲斐があったよ。終盤の三塁側の「柿田コール」には高校生とは思えないカリスマ性を感じずにはいられなかった。

それに引き換え、おっさん達のヤジの汚いことったら無いね。球児はみんな一人残らず勝つために全力でプレーしてるのにね。自分がオーナーやってるチームと勘違いしてりゃあせんかね?その場面でそんなにバンドさせたきゃ、てめぇで監督やりさらせ!監督もコーチもやらして貰えないから今あんたはスタンドでビール呑んでるんでしょうが。選手も監督もそんなこと判ってるよ、っていう戦略的なことまで大声でスタンドから叫ぶなよ。だからそんなに送りバントさせたきゃダグアウトで同じユニフォーム着てサイン送れよ。
あと、「お前なら大丈夫、いつもの調子でやればいいから」ってのも、苦楽を共にした選手か監督にだけ言える言葉だろって!お前誰なんだよ、だから!

そして、松本工業が優勝して、私立高校がどうしても強い昨今で公立高校が勝ち抜いたという事実。ここぞとばかりに私立高校に批判的な人達は声を張った。「ざまあみろ」と。私立は野球の上手い中学生を推薦で入学させる事が出来るから、このような批判が起きる。
だがしかし、そんな彼等も同じ高校生である。才能ある野球選手が、野球に適した環境と仲間を求めて優秀な者同士が集まってくること自体は決して悪いことだとは思わない。同じ土俵で同じルールで戦うのに「県外からでも野球の上手いやつを集めてきてりゃあ、勝って当然だ」というもの見方はいかがなものかと・・・。

今年は甲子園行こうかなぁ。

  • 2010.07.30
  • 気らく家

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